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​指拘縮

指拘縮とは指の関節が動かなくなった状態です

​骨折、脱臼などのケガや手術後に指の関節を動かさないでいると容易に発症します

指の中は密集情態 

・指は狭い空間にいろいろな臓器が隙間なく詰まっています

 (骨、腱、関節包、靭帯、神経、血管、脂肪、皮膚など)

・長期間動かさなければ、骨、腱など本来ついてはいけない臓器がくっついてしまいます

・ケガや手術後は血液も合わさり隣の組織が強固にくっついてしまいます

 

  ⇒ この状態で指を動かさなければ指拘縮の完成です

指拘縮 カラー .JPG

治療

指拘縮の治療は、1リハビリ、2装具治療、3手術です

1、リハビリ

 動かなくなった指を動かす

 自分の力で動かす

​ 他人や反対の手を用いて動かない指を動かす

2、装具治療

 装具をつけて徐々に指を動かす

​ 装具には様々なものがあり拘縮の状態に応じて使い分けます

3,手術

 リハビリや、装具で改善しない場合は手術を行うことがあります

 拘縮の原因を特定し癒着をはがし、腱を延長したりします

​ 手術後もリハビリと装具治療が必要です

​・・・予防が重要・・・

手指が拘縮すると治療が大変 特に中高年は要注意

  ➡ 拘縮が治らない場合もある

★拘縮の予防法

​拘縮にならない対策が重要

✔症状に応じた固定肢位(障害に応じた固定肢位)

✔早期に指を動かす(自動運動と他動運動)

✔装具治療(必要に応じて使用)

★拘縮の治療法

不幸にして指が硬くなった場合は

✔長期のリハビリ(必須、長い場合は1年以上・・・)

✔装具治療(多くの場合非常に有効)

✔手術(場合によっては手術をおこないます)

なぜ 指拘縮が起こりやすいか?

 ➡原因は指の構造にあった

クラーク病院上肢センターは 

肩、肘、手の疾患、外傷に対し高度な医療を優しく提供しています。

 

Fax : 011-782-4850

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​札幌 クラーク病院 肩肘手外科 佐々木勲

Tel : 011-782-6160

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